右も左も前も後ろも

推しのことはな〜んにも知らない。ただの若手俳優オタク

魔法にかけられて

 

魔法というより黒魔術。「降りたい」が口癖なのに降りれない。もはやこれは呪縛なのかもしれない。推しからの呪縛。

 

 

この間2ヶ月ぶりに推しの舞台を見てきた。イベントとかはコンスタントにあったけど舞台というカタチで推しを見るのは2ヶ月ぶり。わたしはイベントより舞台が好きだから、板の上の推しを好きになったから、やっぱり舞台はいつになってもワクワクする。

 

今回見に行った舞台はわたしにとっては不本意で。追加キャストで決まった推しの出演。みんなの協力でなんとかチケットを手にしたわたしは本当に神に感謝するような気持ちで大阪までのバスに乗った。家から大阪までバスで約4時間。近くはないけど行けないこともない。日帰りで行くにはちょっとだるいかな〜くらいの距離からの遠征。どこに行くにも遠征しないといけないところに住んでるから、そこに対して苦言することはもうないけど最初の頃は都民はいいよな〜とかいじけてた。

大阪駅から徒歩8分(HP調べ。わたしはもっとかかります)のところにあるわたしの好きな劇場。素敵な舞台に出会えたこの劇場は、ほんとうに汚されたくなかった。嫌な思い出で上書き保存なんて絶対されたくなかった。今思い出してもキラキラしてるあの劇場はわたしの宝物だった。その舞台をやっていた期間すべてがわたしの財産だった。

 

 

単刀直入に言って、推しの舞台を見てここまで絶望したのは初めてで。ショックで仕方なくて、終わったあとは荷物だけ持ってすぐに駅に向かった。初めてブロマもパンフも買わなかった。(これに関しては東京公演で買いますが)

一秒も長くそこの場にいたくなかった。

そんなの初めてでどうしたらいいか分からなかった。舞台自体は大盛況。客席全部埋まってたかな?どこ見渡してもオタクがいたし観劇中も何回も会場全体が笑いに包まれたりしてたけど、わたしは本当になにも笑えなくて、楽しくなくて、ハハハってこんなに乾き笑いできるんだって自分に感心したくらい。 推しのダンスも歌も完璧でいつも通りのかっこよさで。そこにはなんの文句もなくて見てるだけでドキドキドキドキ胸が締め付けられた。目が合っただけで息が止まった。

 

それだけ。それだけで十分だけど、それだけしかなかった。内容はないしキャスト集めて集客しました感。そんなくだらない舞台に推しがキャスティングされてしまった意味。ここでとどまる人ではないのにこの舞台を「期待してて」という推し。

よくわからない感情で爆発して新幹線の中で1人で泣きながらキレた(キモイ)Twitterの裏垢に大量に愚痴投下して、我慢出来ない思いを爆発させた。

ちなみに次の日学校でも泣きながらぜ〜んぶ話した。

そうだね、うんうん。って話聞いてもらって、でも色々話してたら今までもらった幸せなできことも全部思い出して、また泣けた。舞台見て金返せって思ったのは初めてだったし、そんなふうに思ってしまった自分を恥じた。

 

 

舞台における1万円って正直コスパ悪い。1万円あったら1ヶ月生活できる人もいるのに(極端)わたしは1日で、しかも2時間でポンって使う。若俳オタクになって金銭感覚は割とゆるゆるになったかな〜。全通するとか何十万のプレぶちこむとかはないけど、それなりに値段のするチケットをかき集めて他人から言わせれば同じ舞台を何回も見に行く。な〜んて趣味じゃなかったらやろうと思えないよ。

だからって言うんじゃないけど、お金払ってるこっち側に意見をいう権利はあると思うのね。権利は。誰にいうかとかどう伝えるかっていうのを考えて辞めてしまう人が多いと思うけど。わたしもその一人だし。

 

推しが出てた舞台の評判を下げたくはないけどわたしは推しの信者でもそういう宗教でもない一介のオタクだから、『いいものはいい。悪いものは悪い。』っていう自分の中での価値観は大事にしたい。

いろいろ葛藤したし悩んだけどやっぱり表垢では大々的に舞台の愚痴なんか言えなかった。だからってこんなふうにタイトル伏せて愚痴るのも如何なものかと思うんだけど、みんな推しの出てる舞台が自分の好みじゃないだとか、お金返せって思うくらい退屈なものだったときどうするのかなって、少し気になった。

 

今まで舞台を見た後こんな気分になったことなくて「ああ〜もう今度こそ降りよう」って思ったのに、今は次の舞台のチケット精算に追われてる。

 

また、あの大好きな劇場に行くことになる。

「期待しててね」っていう言葉。次はホンモノにしてみせてよ。もう裏切らないで、かっこいいいつものあなたの芝居を見せて。

 

 

 

わたしの推しは黒魔術師。

 

当てないでね。推さないでね。

次に益々の期待をしてしまうよ。どんどん欲張りになるわたしを許して呪ってください。

当たっても答えは言わない

 

元々ブログとか、考察とか、コラムとか。なんかそういう類のものが好きだったんだけど、まさか自分が始めようとは思ってなかった。何かあったから始めるというよりは、何も無かったから始めてみよ〜って軽い気持ちで。

ブログなんてのは中学にやってたモバスペとか高校の頃流行ったデコログぶりなもんだから色々と思い出して恥ずかしくなりながら、これもいつか恥ずかしくなるんだろうな(笑)なんて思いながら書いてる。Linkとかバトンとかパスワードつけたりとか正直今やってるのとそう変わらないっていう時点でお察し。女子はそういうのがずっと好きなのかな〜?

 

まあ、そんな話どうでもよくて。

私は一人の舞台俳優のオタクしてるんだけど(言うつもりないです)もし名前あげて推しになんか被害がいったらやだしあそこのオタクはあーだーこーだ言われても面倒なので。

俳優厨ってちっちゃい人多くないですか?もちろん私含めてなんだけど。茶の間には「茶の間のくせに演技語んなよ」とか言うし、全通とかしてるような人には「金落としてるからってデカイ顔すんなよ」ってなるでしょ??俳優界隈で同担と仲良くできる日くんのかな〜?って思えてくるよね。まあ私同担拒否なんだけど。

だって私より公演入れてたらむかつくし、入れてたかったらそれでファン名乗んのかよ、って思うから……潔いいくらい性格悪いでしょ?だから推しの名前はこれからも出しません。

応援スタンスとかもやりたいけど身バレしても怖いので深いところまでは書かないかな〜。俳優界隈って広いようで狭いし、なんか気づいたらフォローしてる人との共通フォロワーくっっそ多いな!!?みたいな(笑)みんなで繋がれたら楽しいんだけどなんか問題あったとき全員とサヨナラする可能性も出てくるからSNSとはいえ怖い世界だよね、だからこれからもひっそりブログを続けていきたい所存。バレたら消えます。

 

 

さて、私の推しだーれだ